Hyogo prefecture Organic Agriculture Society

新着情報

新年のご挨拶

 

あけましておめでとうございます。

新年もどうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルスの伝播は終息の目途も立たず、

拡大を続けています。 家畜福祉に背を向ける 近代

設備の 大 き な 養鶏場 で、 鳥インフルエンザ は

猛威を 振る っています 。これらは人の命や自然を

顧みず、押し進めてきた新自由主義の負の側面の

露呈 でしょう。自然破壊によるあらゆる生き物の激減、

生態系の危機は止まることを知りません。

大都市集中と地方の疲弊による社会のひずみ 。

止まらない食料自給率の低下。 そして 災いは弱い

人たちにしわ寄せ が 行 き 、 貧富の差も拡大中です。

それでも政府は 新自由主義 経済成長を掲げ 続け て

改めません 。異議申し立てをしなければと思います。

このコロナ禍 で、有機農業の原点だった産消提携的な

つ な が り が 増えています。 消費者たちは、届いた

多彩な野菜 や 有機農産物 の 味の良さに気づいたのです。

しかし作り手は たやす く 育 た ず 、 こ の 流 れ に

間に 合 い ま せ ん 。 政府の物心による強い支援策、

国策としての有機農業の推進が 今 ほ ど 求められる

時代はありません。

本会は、今年も 有機 JAS 認証を通して会員、認証

事業 者 の皆さまと 共に 歩んでまいります。

どう ぞ よ ろ し くお 願 いい た し ま す 。

理事長 牛尾 武博