Hyogo prefecture Organic Agriculture Society

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公開シンポジウム「今なぜ、有機学校給食なのか?―国内外の事例から考える―」 のお知らせ

学校給食に有機米や有機野菜を使う有機学校給食(オーガニック給食)に対する
関心が高まっています。その背景には、子どものアレルギーや発達障害、食材の
安全性、保護者の経済的困窮、食品ロスなど現在の学校給食が抱える多くの問題
が指摘されています。また、有機学校給食によって地域に有機農業を広める効果
があることが報告されています。実際、有機学校給食はヨーロッパ、アメリカ、
韓国、ブラジルなど世界中で広がっています。
そこで、日本有機農業学会では、有機学校給食の実現に向けた議論を盛り上げる
ために公開シンポジウムを開催いたします。今回は有機学校給食を導入すること
のメリットと導入の課題を中心に検討します。
ヨーロッパ(EU)を中心に世界の有機学校給食の状況、有機学校給食に取り組ん
でいる全国の自治体の動向、先進地の愛媛県今治市と千葉県いすみ市の報告があ
ります。以上の報告を受けて、有機学校給食の可能性と課題を議論します。参加
費は無料です。会員はもちろん非会員の方もご参加いただけます。関心ある多く
の方のご参加をお待ちしています。

日時:2021年6月27日(日) 13:30~16:30
開催方式:Zoomによるオンライン方式(後日、録画をYouTubeで公開予定)
プログラム:
13:30~13:35 開会あいさつ 司会:靏理恵子(専修大学教授)
13:35~13:50 シンポジウムの目的    谷口吉光(秋田県立大学教授)
13:50~14:15 報告①「有機給食と公共調達をめぐる世界の潮流:EUを中心として」
                          
関根佳恵(愛知学院大学准教授)
14:15~14:40 報告②「全国の自治体の取り組み」 吉野隆子(全国有機農業推進
協議会理事)
     ・真貝理香(総合地球環境学研究所外来研究員)
14:40~14:50 休憩
14:50~15:10 報告③「愛媛県今治市の取り組み」  安井孝(NPO法人 愛媛県有
機農業研究会理事長)
15:10~15:30 報告④「千葉県いすみ市の取り組み」  鮫田晋(千葉県いすみ市
農林課農政班主査)
15:30~16:20 総合討論
16:25~16:30   閉会あいさつ    金子信博(福島大学教授)

対象・人数:会員・非会員(先着500人まで)
参加料:無料
申し込み方法:事務局の負担を軽減するために、今回Peatix(ピーテックス)を
使って事前に申し込んでいただきます。次のURLからアクセスして下さい(
HENKANS:jsoas2021yukikyushoku.peatix.com)。ログインの際にメールアドレス
とパスワードの入力が必要となります。Zoom情報などは後日送られます。また、
当日の報告資料は事前に ダウンロードできるように致します。
メディア対応:終了後、メディア関係者から希望があれば取材を受ける。